<<マロの今日の一言>>

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<黒田洋介作品を語る。>
前回久しぶりに萌えネタをやったので、
ここいらで
最近の萌え
を改めて考察してみようと思う。
最近あからさまに萌えを意識して
アニメ脚本を手がけている人がいる。
黒田洋介氏。
同人上がりでアニメ業界入り。
トライガン
無限のリヴァイアス
スクライドなど、
メカやアクション系の脚本や構成を手がけて、
その道ではかなり有名な人だ。
そんな彼が最近脚本を手がけている作品が、
どれもこれもなぜか、
萌えアニメなのである。
具体例を出してみると、
小学生の女の子が、
かわいいエイリアンから日本を守る、
陸上防衛隊まおちゃん。
3姉妹が仲良く図書館を運営する、
ココロ図書館。
正体が宇宙人である女教師と、
高校生の男の子が描く恋愛ドラマ、
おねがい☆ティーチャー
その続編で、
高校生の男の子と兄妹だと言い張る
2人の女の子との同居生活を描いた、
おねがい☆ツインズ
ザっとあげたこの4作品、
みごとに萌えだらけなのである。
まぁ萌えと言っても様々なのだが、
黒田氏の作品は基本的にほのぼの系。
憎しみあうようなシーンや、
殺し合いのシーンなどはほとんどなく、
おだやかでまったりとした時間が流れている・・・
そんな作風なのである。
「展開が遅い〜!!」とか、
「もうちょっとひねれよ!!」とか、
まぁいろいろと痛い評価を受けている黒田氏ですが、
僕的にはこういうほのぼのした作品は大好きなんですよね〜。
見ていて癒されるっていうか、
そう、
猫が猫じゃらしと戯れているのを
眺めてる感じ。
そういう安らぎみたいなものを、
彼の作品からは感じるんですよ。
で、にゅ〜くるの台本書きの僕としては、
一体どういう手法で
ほのぼのした雰囲気を出しているのか、
とても気になるので、
ちょっと考察してみました。
まず人との会話。
ストーリーを面白くさせる掛け合いの書き方として、
「それ貸して〜。」
「嫌よ。」
「え〜!!ケチ〜!!いいじゃん!!」
「そんなに貸して欲しいなら、私を倒してみることね。」
「言ったな〜!!よ〜し、負けないぞ〜!!」
といったような、
次の展開が気になるように書くのが基本なわけですが、
彼の場合、
「この玉子焼きおいしいよね〜。」
「ほんとだ〜。」
「タコさんウインナーも結構いけるよ〜。」
「うん。おいしいねぇ〜。」
と、
特になんの進展もなさそうなセリフが
ほとんどなのだ。
はっきり言って、
こんな会話で作品を作るのは
容易ではない。
いわゆる盛り上がりもなにもない、
面白くない作品になってしまうからだ。
ある意味こんな会話でちゃんとストーリー展開が書ける彼は、
天才だと思う。
そしてもう一つ注目したいのは、
悪いやつがいない。
ということだ。
主人公の優しさや正義感などを際立たせるためのテクニックとして、
悪いやつを用意するのが基本。
例えば前回話した、
ナージャとローズマリー。
セーラームーンと妖魔。
シンデレラと意地悪なお姉さん達。
など、
悪い人達の活躍によって、
主人公がとってもいい人に見えてくるのだ。
しかし、
彼の作品には、
これぞ悪い人間!というキャラが
出てこない。
逆にいうといい人間ばかりなのである。
ただでさえ進展性のない会話なのに、
対比する相手すらいない。
正直、僕がこんな条件で台本を書けと言われたら、
めちゃくちゃ辛い。
それにあえて挑戦し、
ほのぼのならではのジャンルを確立しようとする彼は、
本当に凄いと思う。
さぁどこまでわが道を突っ走ってくれるのか。
今後の作品が楽しみである。
でもたまには、
リヴァイアスやスクライドみたいなのもよろしくっス。
というわけで、
黒田洋介氏。
応援してるんでがんばってください!!
んじゃ主張〜。
癒しこそ最大の萌えだ!!
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